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| 今回は、2度目の登場になる我が最愛のシンガー・ソングライターの一人、エリック・カルメンの5枚目のソロ・アルバムをご紹介します。 |
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| まず最初に、いつもタイトルとアーティスト名を書いている上部にアーティスト名しか書いていないのは別に忘れたからではありません。タイトルのないアルバム(といってもバーズのアルバムではありません、自分の名前をタイトルにしたアルバム)だからなのです。で、実はエリック・カルメンは自分の名前をタイトルにしたアルバムを2度リリースしていて、1度目は2回目でご紹介した邦題「サンライズ」のデビュー・アルバム、今回ご紹介するこのアルバムはソロでの通算5枚目にあたる2枚目の「エリック・カルメン」の方です。4枚目まで所属していたアリスタ・レコードを離れ、新たにゲフィン・レコードと契約して発売した最初(で最後)のアルバム。再び名前をタイトルにしたのも心機一転してやり直すぞ!という思い入れからであろう。その心意気も120%伝わる非常に素晴らしい内容で、類稀なポップ・センスを惜しみなく披露してくれている。ヴァラエティーに富んだ楽曲を贅沢なまでに取り揃え、どれをシングルにしてもイイと思えるほど一聴で虜になってしまう親しみやすいポップスばかり。これぞ取って置きの隠れた名盤。こんなに才能があるのに、どうしてエリック・カルメンはあまり一般的ではないのでしょう。 |
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| では、この辺で曲の紹介にいきます。1は全米チャート最高35位を記録したファースト・シングル。私はこの曲でエリック・カルメンの虜になってしまった…。出だしの“色っぽさ”がたまらない(?!)スウィート・ポップ・ミュージック。2、4、6、10は彼の王道ともいえる珠玉のバラード。どれも美しいメロディーに陶酔してしまうのだが、中でもセカンド・シングルとなった2は非の打ち所のない名曲。4も完成度が高い。3、5はノリのいいポップ・ロック、3はユーモラスな部分もある。そして、個人的にこのアルバムのベスト・トラックと思っているのが7である。B面シングルにもなっていないが、ストーンズとビートルズとフィル・スペクターが混ざったような究極のポップ・ロック。サビの流れるようなメロディーとカルメンの爽やかなヴォーカルは快楽の極地に連れていってくれる。これほどポップス・ファンを楽しませるあらゆる配慮の行き届いた曲には滅多に出会えないだろう。残る8、9はどちらもシンプルなオールディーズ風ロックンロール。8はエルヴィス・プレスリーを意識したような雰囲気。9のエネルギッシュなロック・パフォーマンスは、バラードだけが自分の持ち味でないことをちゃんとアピールしている。 |
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| レコード会社が違うという理由で、シングル・カットされた曲もいつもベスト盤から外され、全く売れず、彼の中では目立たなく、過小評価されているアルバムだが、個人的には最も充実した作品だと思っている。1人でも多くのポップス・ファンに聴いて欲しい。それがただ一つの、ファンからの願いである。絶対に気に入る、楽しめる、、文句は受け付けないけど、5★の品質は保障しましょう。 |
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